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Ubuntuにリモートデスクトップクライアント Remminaを導入する

前回の記事で、仮想化モジュールであるKVMを使用してUbuntu上でWindowsを動かすことができました。

Ubuntu上でWindowsを動かす

今回はRDP対応のリモートデスクトップクライアントRemminaをUbuntuに導入して、ゲストOSであるWindowsに接続してみます。

使用した環境

  • ホストOS(リモートデスクトップ クライアント) … Ubuntu 20.04 64bit
  • ゲストOS(リモートデスクトップ ホスト) … Windows 10 Pro 64bit

※リモートデスクトップ(ホスト)はWindows 10 Homeでは使用できません。

リモートデスクトップを有効にする

まずゲストのWindows側でリモートデスクトップを有効にしておきます。「システム」→「リモート デスクトップ」にて「リモート デスクトップを有効にする」をオンにしておきます。

Remminaのインストール

次にRemminaをインストールします。RemminaはUbuntuの公式リポジトリにも存在しているのですが、バージョンが少々古いです(2021年2月現在の最新は1.4.11)。

$ apt show remmina
Package: remmina
Version: 1.4.2+dfsg-1ubuntu1

なので、Remminaの公式ページを参考にSnapを使ってインストールします。

How to install Remmina

以下のコマンドを実行します。

$ sudo snap install remmina
$ sudo snap connect remmina:avahi-observe :avahi-observe
$ sudo snap connect remmina:cups-control :cups-control
$ sudo snap connect remmina:mount-observe :mount-observe
$ sudo snap connect remmina:password-manager-service :password-manager-service

インストールできたら、バージョンを確認してみます。

$ remmina --version
Load modules from /snap/remmina/current/usr/lib/remmina/plugins
Remmina plugin glibsecret (type=Secret) has been registered, but is not yet initialized/activated. The initialization order is 2000.
The glibsecret secret plugin  has been initialized and it will be your default secret plugin
org.remmina.Remmina - SNAP Build - 1.4.11 (git d529a4be)

最新のRemminaがインストールできました。

接続プロファイルの設定

Remminaで接続プロファイルの設定を行います。Remminaを起動し、下図の赤枠で囲われたボタンをクリックします。

接続プロファイルの設定ウィンドウが開きます。Nameに適当なプロファイル名を入力し、Protocolは「RDP-Remote Desktop Protocol」を選択します。そして下部のBasicタブで、Serverに接続先のWindowsのIPアドレス、UsernameにWindowsのログインユーザー名、Passwordに入力したログインユーザーのパスワードをそれぞれ入力します。そして、Resolutionで「Use client resolution」を選択しておきます。

次にタブをAdvancedに切り替え、Qualityで「Best (slowest)」を選択します。設定できたらSaveボタンで保存して、プロファイル設定は完了です。

最初の画面に設定したプロファイルが表示されているので、ダブルクリック or 右クリックから「Connect」を選択すれば、接続され、Windowsのデスクトップが表示されます。

インターネット越しに接続しているわけでもないので、特に遅延等は感じません。画質に関してですが、文字が若干ぼやけているようにも見えますが、普通に読めるレベルです。試しにGoogleを表示してみたのが以下です。

まとめ

UbuntuにリモートデスクトップクライアントRemminaを導入してみました。正直、ちょっとした作業をするだけであれば、普通にVirtual Machine Managerから接続していても気にならないので特に必要ないです。ただ、ホストゲスト間でクリップボードの共有をしたい場合等、細かい所で便利なので、とりあえず導入しておいて損はないはずです。